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まちづくりチョビット推進室
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第141回 ・火の用心お願いします ~多発する地震、水災に備えて

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まちづくり“チョビット”推進室<平成30年10月放送分>

山: 山内 博貴氏(京都市消防局 次長)
絹: 絹川 雅則 (公成建設株式会社)

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左 山内氏   右 勝田氏

⑥本日スタジオにて
絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た元気なまちづくりびとの紹介や、その活動の最新のエピソードをご紹介しております。いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。
さて、本日ゲスト、非常にガタイのいい方をお招きしました。ご紹介します。京都市消防局 次長でいらっしゃいます山内博貴さんです。
山: はい、こんにちは。昔から「地震・雷・火事・親父」ということわざがございますが、そのうちの地震と雷と火事を担当しております京都市消防局次長の山内です。
このラジオカフェ、京都三条ということですが、実は私も京都出身でございまして、中京の二条駅の西側辺りで生まれ育ちまして、京都の文化・生活・京都の言葉の中で育った一人であります。子どもの頃に耳にしたのが、「儲かりまっか」と「ぼちぼちでんな」という言葉ですが、「ぼちぼちやったらええがな」「商売繁盛笹もってこい」と、こんななかで、全国の仕事の中で1つや2つ、商売繁盛しない方がよい仕事があるとすれば、私の消防の仕事なんですけれども…。
絹: 今年は忙しいですねえ。
山: 6月18日に大阪の北部に地震があり、この中京も震度5強でした。9月には北海道胆振東部でも地震がありましたし、その間7月最初に西日本の豪雨があり、岡山や広島で大きな被害がありました。そして今年は台風が25号まで発生しまして、京都にも何回も上陸、特に9月の台風21号は最大風速50mで、昭和36年の室戸台風以来ということで、いまだにブルーシートをかけている家をよく見かけます。
②7月豪雨被災地に向け応援出発7月豪雨被災地に向け応援出発
絹: うちの実家も、上京の母の家がやられまして、屋根のスレート板が飛ばされて、押さえ金物も飛ばされて、よくご近所さんの窓を突き破らなかったものだと…。
山: 工事はまだですか?
絹: お陰様で本職なもので(笑)、雨漏りをとめて、足場撤去したところです。
山: それから今年は夏は非常に暑くて、気温が38℃39℃と出ました。お風呂ならば38℃や39℃はぬるま湯で気持ちがいいなと思うんですけど、気温となると熱中症ということで、去年の倍、救急車が熱中症で走りました。24時間365日、災害現場対応をしておりますので、少しそういうお話を今日はさせていただいたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
絹: よろしくお願いいたします。繁盛してはいけない仕事、京都のまちを守って下さっている、そこの言わば元締めとも言うべき山内次長であります。
共通の知人にご紹介いただいたのですが、「山内さんなあ、空手三段やし、囲碁三段やし、詩吟の上師範代の腕前やし」とのことで、まあすごい人です。ということで、リスナーの皆さんご期待ください。
山内さんに決めていただいた本日の番組タイトル「火の用心お願いします~多発する地震、水災に備えて」と題してお送りいたします。
ではエピソード1に入ってまいります。山内さん、まずは「火」からですね。

■エピソード1 多発する地震、心配なのは大火事です!

 

●京都に地震が来る恐れは、十分にあります
山: 「火の用心お願いします」ということで、まず地震の話なんですが、地震と言えば、平成7年の阪神淡路大震災、これが我が国の地震対策の大きな転換点になりました。その後、東日本大震災、それから最近では熊本の地震で石垣が崩れたりして、今年も大きな地震が発生しております。
「京都は地震来るのかな」と、皆さん心配されるお声をよく聞きます。これは聞かれたことがあるかもしれませんが、地球は地殻(これは卵の殻に覆われていると思っていただいたらいいんですが)が、マントルの影響でずっと動いております。ちょうど日本列島の南側にその地球の殻が2つ重なっていまして、太平洋から来ている殻が下に、日本列島の殻が上にあるんですけど、毎年それが数センチずつ、下の方が沈んでいって、上の日本列島の方がそのひずみ・圧力で歪んできているわけです。これが100年から150年で跳ね返るのが、よく聞かれる「南海トラフ」ということです。京都は海から遠いので、少し時間がありますけれど、その湾曲している「南海トラフ」のエネルギーがたまっている時に、上にある日本列島の地殻には傷がある所(それがいわゆる活断層)がありますので、それがミシミシと揺れます。ですから「南海トラフ」の前に、直下型の地震が活動期に入っていると言われているわけです。
絹: 皆さん、今、山内さんのたとえ、わかりやすかったですね。卵の殻みたいな所に傷があると。それが断層やと。有名な市内の花折断層、あれは傷ですか?
山: そうです。川のある所、山の裾は、隆起していたので、そこに水が流れ、堆積して、逆に我々はお酒を造ったり、豊かな文化がこの京都で育まれたわけです。いわば裏返しなんですけど、そういう意味でも、京都も地震が起こるかもしれないということは、非常に懸念をされておりまして、備えが必要ということです。

●火事を消す水はどこから?
山: 一番心配されるのは、地震が発生した時の大火事だと思うんです。
絹: この間、山内次長がご登壇になっていたシンポジウムでも、糸魚川大火、あれは2年前ですかね。そのパワーポイントのスライドで話されましたね。あんなことをイメージしなければいけないわけですね。
山: 阪神淡路大震災の時は、長田町が大きく燃えまして、京都市消防局もその時派遣して、その時の水は長田港という港から汲んだんです。
絹: 海の水を運んでこられたわけですね。
山: そうです。糸魚川も港から汲んで、ホースを伸ばしたわけです。京都は内陸都市ですので、海がないということで、大きな火災が起きた時に、消す水は大丈夫なのかということが、心配の種だったんです。我々は阪神淡路大震災以降、火災の段階を3段階にわけまして、火事が発生した時は火事の卵の第一段階、それが1軒燃えたら第二段階、そしてそれが大きくなったら第三段階と火災の大きさを3つに分けまして、まず真ん中の1軒燃えた時が、我々消防の仕事ですので、消さなければなりません。そのための水があるのかというのを、少しだけご紹介したいと思います。

●京都の消火の備え①―消火栓
山: まず水道管というのが走っていて、皆さんのご家庭で蛇口をひねると水が出ますが、その水道管から配管を伸ばして、消防隊が現場で使用する消火栓に繋げています。道を歩いていただくと、30センチ四方くらいの黄色い蓋が消火栓なのですが、だいたい京都の道の辻々にあります。市内でいくつぐらいあると思われますか?
絹: いやあ、「わかりません」と言いたいところですが、この間、事前のヒアリングで教えてもらったんですよね。「24,000以上あるんやで」と教えてもらいました。
山: その蓋を開けて、ホースを繋いで、消防車につけて、消防車のポンプで加圧して、ホースを伸ばすわけです。その水は水道管ですので、ずっと出せますので有効なのですが、少し課題があるとすれば、地震で揺れたらそれが切れて、断水するということがあるわけです。

●京都の消火の備え②―防火水槽
山: そこで、もう1つの備えが防火水槽です。これは地面にコンクリートの塊の水槽を埋めるのですが、そうなると地面と一緒に揺れ、耐震性があるので、地震に非常に強いということです。色んな種類があるのですが、だいたい大きさが40㌧、100㌧という大きな水槽です。それがどのくらい消せるのかと言いますと、プロの消防隊がホースの先から水を出すのが、だいたい分0.5㌧くらいですので、2人の隊員ですと合わせて1㌧、40㌧ですと40分間、100㌧ですと100分間出せるのですが、これの課題は全部出したら水がなくなるということです。

●京都の消火の備え③―川・水路
山: いよいよ第三段階に行った時に、京都では例えば鴨川の水とか、プールの水等を活用しなければなりません。こうした大規模災害への備えについては「京都のまち全体で守っていこう」ということで、今議論をしている最中です。以上のような形で、大規模災害にならないような水の備えをしています。
絹: 堀川に水のせせらぎが復活してだいぶになって、「京の七夕」といったイベントがあったりしますが、注意深く見ていただくと、せせらぎの流れている所々に木の堰板を入れて、非常時に消防隊さんに使っていただけるような工夫がしてありますね。
山: 先ほど防火水槽、消火栓と言いましたが、その他、自然な水路などで、だいたい京都市内で2,000近く消防で指定をしております。最近は田畑が少なくなってきたり、地下に水を埋めたりして、水路が少なくなってきて心配なのですが、そういう備えをしているということです。

●火事は卵の段階で消す!
山: 今日はその中でも第二段階の防火水槽と消火栓のお話をしましたが、何よりも重要なのは、第一段階です。つまり地震で火事が発生した初期、火事の卵の段階で消して頂くことが、大火に至らない一番の方策なのです。
絹: 一般市民である我々自身が卵のうちに消してくれたらということですね。この間教えていただきましたけれども、例えば花折断層が大きく揺れたら、たぶん100軒くらい同時に火事が起きるかもしれないと。
山: これは京都市が地域防災計画で、花折断層が揺れた際、冬の夕方の一番火を使う想定で、100軒近く火事が発生するということです。
絹: 一番ヤバい状況だとしたらですね。
山: まして糸魚川よりも、あるいは神戸よりも、京都は木造の家がたくさんあります。そんな京都で、大火にならないようにするには、消火器や水バケツなどで、何とか各御家庭で消してもらうということです。あるいは火事にならないように住宅用火災警報器をつけていただくなど、色んな対策をしていただくことで、それが大幅に減らすことができるということです。
今日は「火の用心お願いします」と火事の話をしていますが、そのためには日ごろの防火の備えが重要であると思っております。
①文化財での放水訓練文化財での放水訓練

●昭和30年代、京都の意識改革
絹: 先日、山内次長に「京都は誇りに思ったらいいことがある」と教えていただきました。「先達が他都市に比べて防火意識を高めてきたという歴史がある」と。ちょっと教えていただけますか。
山:  京都と言えば、住民自治、地域自治で、明治の初めに番組小学校ができて、そこに火の見櫓があって、地域のシンボルだったわけですが、それが消防団の前身です。
先の大戦以降、消防団は引き続きあったのですが、戦後どんどん経済が発展し、火事もどんどん増えて、昭和30年代には一番多い時で、一年間で756件ありました。当時はまだ竈など裸火でしたので、火事の要素も多かったわけです。時の市長さんも、「人が火を使うので、火事は人災だ」「消防職員は火事を消すだけでなく、防火のセールスマンたれ」と、出初式でも訴えられ、職員は全家庭に行って徹底的に皆さんにお願いして回ったようです。市民の方も、それではということで、町内ごとに防火委員を出していただき、例えば町内で消火器を買う、あるいは水バケツを置く、あるいは昔は貯蓄制度と言って、お金をためて共同住宅の二階の界壁をつくったりしました。京都の袋路地などに行くと、水バケツが置いてある風景がありますが、他都市に行ってもあまりないんです。

●京都の高い防火意識は、大きな誇りです
絹: 皆さん、今聞いてびっくりしはりませんでした?我々は町内に赤いバケツがあって、あるいは町内所有の消火器が置いてあって、時々は交換してと。当たり前だと思っていたのが、他都市ではあんまりないんですって。
山: 行政が置いたりしますけどね。一年に一回詰め替える時に、消火器の訓練をしたりして、そういう皆さんの各家庭、地域の防火に対する取り組みが進んで、昨年、平成29年の火事が1年間で249件でしたので、一番多い時よりも3分の1になったわけです。
絹: 昭和30年代に比べて3分の1になっているんですねえ。
山: よその大きな都市と、人口一万人当たりの火事の件数を比べても、かなり少ない結果になっています。京都は火事が多そうなんですが、実は皆さんが「火事を出したら大変や」と一生懸命火の用心したり、お札を張ったりと、防火意識がとても高いんです。そういうことをしてもらっている事が、結局大きな災害になった時にも、消火器も使えるし、地域でもしもの時は「ここに逃げなあかんな」となるので、まずは地域で火の用心をお願いしたいということです。自分の家の防火管理を、まず進めていただくと。

●今でも響く「火の用心!」
絹: さあ、山内次長が拍子木に③拍子木
手を置かれました!
山: 私は中京の二条に生まれなんですが、子どもの頃に町内で順番に「今日はあんたとこの家やし、子どもやから回り」ということで、拍子木を鳴らして町内を回ったんです。ちょっといっぺん鳴らしていいでしょうか。
絹: どうぞ!
山: 「火の用心!」
こういう声が晩の7~8時に京都のまちで響きます。住民の方が守られているわけです。
絹: うちは上京区ですけど、やっぱりまだ聞こえます。
山: 消防団の方もね。これも地方から来られた方はびっくりしはるんですね。「こんなん見たんは、時代劇の銭形平次以来や。こんなんやったはんのやな」と。
絹: 時代劇か、ここはと。
山: しかも皆さんが自主的にこれを持ちまわって、地域でやっていただく。この地域の防火の意識を継続していただくことが地震に備える非常に重要な事なので、是非皆さんにもお願いしたいなという思いでおります。
絹: リスナーの皆さん、今、大事なことを教えていただきました。誇りに思っていいのやでと。30年代からずっと消防署の人たち、消防局の人たち中心に、我々の先輩たちも京都の火事を3分の1に減らしてこられた。これは他都市ではちょっと珍しいということです。
さあ、まずは火の用心、地震に備えるから行きました。エピソード2は水です。

■エピソード2 水害に備えるー日ごろからの備えが肝心です
●自分の避難の基準を考えておく
山: 近年は異常気象ということで、今年も豪雨があったり、京都も嵐山の渡月橋が水がついたりしたことがありましたが、集中豪雨や台風が頻繁に発生しています。特に今年の7月4日からの豪雨では、広島や岡山で200人以上の方々が亡くなられて、その大変な状況を皆さんご記憶にあると思います。台風21号では市内でも相当の被害がありました。最近は気象庁から避難準備、あるいは避難勧告、避難指示が、テレビで、自分のスマホで、ひっきりなしに、どうなっているんやというくらい出て、いつ逃げたらいいのか、役所にも問い合わせがありますし、皆さんも不安に思われたことと思います。
どういうタイミングで避難していただくのがいいのか、行政でも検証しているのですが、私なりに考えておりますのは、いくら気象庁が避難勧告、避難指示を出しても、まずは自分の避難勧告・指示の基準を持っていないと動けないのではないかと。もしもの時には自分の家の二階に逃げたらいいのか、近所のどこへ逃げたらいいのか、持ち出すものはあるのか、それはご家族で相談していただく、地域の自主防災会に相談していただくということです。気象庁から指示や勧告が出た時、「そしたら自分は何をする」という自分なりの基準・取り決めをもっておかないとどうにもなりません。そのために消防では、「我が家の防災行動シール」というのを皆さんの御家庭にお配りをしております。ハザードマップがあるのですが、地震、水の災害、土砂災害の地域もありますね。その時に地震で逃げる所と、水害で逃げる所の場所が違う(水がつきそうなところは逃げられませんので)かもしれないので、その時にお宅の地域はどこに逃げて下さいということを示したものです。
絹: そうですね。低い所の場合はね。
山: そういう所では、マンションの二階とか、色々ありますので、そうした所を考えていただいて備えるということです。何よりもそういう備えを日ごろからしていただくのが大切です。

●「自分には起こらへん」は禁物です!
山: 先ほど詩吟のご紹介をしていただきましたが、実は私、えらい先生に習っているんです。地震が発生した時、その宗家のご家族に電話して、「非常持ち出し袋どうなってます?転倒防止は?」と聞いたら「いやあ、そんなん。箪笥の上にも物が置いてあります」ということでしたので、「そら、あきません」と、詩吟を教えてもらいながら、防火の話を一生懸命お願いして(笑)。台風の時も電話して、「早くお風呂入ってもらって、充電したはりますか?」と。
絹: あ、充電大事なんですね。
山: そんなことをお願いしたわけです。そんな偉い人でも我がことになったら、「自分には起こらへんな」と思われるものなんですね。1つの例ですけど、皆さんも持ち出し袋やラジオなど、色んなものを点検していただいて、自分の地域はどうなのか、この地域は水がつく、つかない、そうなれば二階に逃げた方がいいのか、隣近所でもしもの時には助け合うということを考えておく。

●災害用備蓄飲料水 京のかがやき疎水物語
山: 地震にしても水害にしても火事にしても、それが重要でありまして、ちょうど私も自分の仕事場に“災害用備蓄飲料水 京のかがやき疎水物語”これは京都市の上下水道局がつくっております。
絹: アルミ製のペットボトルで、④疎水物語なんと
中身は琵琶湖の水を精製した京都市
上下水道局自慢の水道水です。
山: これ、ちょっと私、のどが渇いたので一杯飲みますけど、めっちゃ美味しいです。
絹: どこで売っているんですか。
山: これは例えば京都市役所、あるいは上下水道局の八条口にある本部の庁舎や、地下鉄の烏丸御池構内とか、上下水道局の営業所でも置いていまして、これの良い所は10年保存なんです。
絹: ちょっと長いですね。もちますね。
山: もつんです。
絹: そこに今、黒々とマジックで2028年までもつとありますね。
山: 私は事務所の自分の机にこれを5個くらい置いているんです。家にもいっぱい置いて、とりあえず防災対策は10年くらい先までと。やはり水がないとね。もちろん避難所には備蓄してもらう制度も必要ですけど、それぞれの御家庭で水不足というのも非常に問題になりましたので。また、これを置いておくと、常に意識をしますので。こういうのを1つの例に備えていただくということが大切かと思っています。

●非常持ち出し袋を必ず用意してください!
絹: 山内次長はご自宅に職業柄でしょうが、非常持ち出し袋を玄関用と一階用と二階用の3つ置いていると。何が入っているかというと、例えば古いタオル、手袋、三角巾、それからこういう疎水物語のような備蓄水、あとは自分で非常の時にいるなと思う充電器、ラジオなど、自分で工夫したらよろしいと教えてくださいましたね。
山: 靴もね。ガラスなんかを踏み抜かないように。そしてヘルメットも。
絹: あ、ヘルメット。うちは職業柄いくつも持っています(笑)。
山: ただ自分のヘルメットの方がいいですね。私の家内の両親にはヘルメットを渡して、寝床に2つ置いてはります。親孝行しなあかんと思ってね(笑)。そういうことをしておくことが大切なので、皆さんも今日、家具の転倒防止どうなっているのかなとか、これを機会にちょっと見直してみて下さい。
これだけ災害が起こっている都市ですから、もちろん行政として備蓄をしたリ、備えるべき事は一生懸命やらせていただくのですが、なんと言いましても約150万の市民の皆さん、観光客の皆さん、働いておられる方もおられるし、世帯で70万世帯あるので、そうした方々をしっかりお守りするのに、自分たちでも少しでも備えていただくことが何よりも迅速な安心・安全に繋がります。是非ご検討いただけたらと思っております。

●我が家の防災計画をぜひ考えて下さい
絹: リスナーの皆さん、今、山内次長がおっしゃった事、先ほどの「火事は卵の段階で消したら、それだけ周りが助かる。大火災に発展しなくて済む」というのと一脈通じます。スマートフォンで、避難勧告や指示など、色んな警報がいっぱい出てきますけど、自分事にせなあかんということですね。「もし自分なら、自分の高齢の親なら、息子なら、孫ならどうするのかという話を、非常持ち出し袋を皆で作りながら、家族で相談して」と。まず自助、公助、共助でしたっけ。
山: そうです。防災計画と言えば役所的な言葉ですけど、京都市地域防災計画ってあるんです。我が家の防災計画を、自分らで、できる範囲で考えていただいて、火の用心やもしもの事があった時に備えていただくようお願いできないかなと思っております。
⑤防災行動シール
絹: ありがとうございます。良い機会を頂きまして。実はわが社でもファイルキャビネットの上に、いっぱい書類があるのを、今、総務を中心に「片づけ隊」と称して、おろしてきれいにして、転倒防止の作業中でございます。さあ、リスナーの皆さん、いかがでしたでしょうか。火消だけではなくて、京都のまちをいざという時に守って下さる縁の下の力持ちの元締めにお話をいただきました。自分ごとにいかに引き寄せて、まずは非常持ち出し袋。
山: 古い鞄で結構ですよ。新しい鞄を買わなくても、使わない鞄を用意してもらったらいいと思います。
絹: 山内さんからのアドバイスですけど、「ブルーシートも役に立つで」と。「ロープ一本でもええねん」と。「オーダーメイドでなくても、本当に自分好みの非常持ち出し袋を作ってね」とおっしゃっています。さあ、皆さん、終わりです。是非是非、自分ごとにお願いします。
この番組は心を建てる公成建設の協力と、京都府地域力再生プロジェクトの応援でお送りいたしました。京都市消防局山内次長、ありがとうございました。
山: ありがとうございました。
投稿日:2018/10/22
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